米国2014半期音楽ストリーミング収益がついにCDを上回る

music-streaming-revunue-us-2014
LINEで送る
Pocket

音楽ストリーミング市場>CD市場

統計データを配信するドイツのStatistaによると、アメリカの音楽ストリーミング市場がついに同国のCD市場を上回ったとのチャートが配信されました。上のチャートにあるように、

音楽ストリーミングは2013半期の6億7300万ドルから8億6000億ドルに上昇(28%増)し、CDの7億1900万ドル(17%減)を初めて越す結果となりました。また、日本国内同様にアメリカでもデジタルダウンロード市場の縮小に歯止めがかからず、前年度比13%減の13億4400万ドルとなりました。

アナログレコードの需要が近年増加している

世界音楽市場におけるトレンドとして音楽ストリーミングが上昇し、その反面CDやデジタルダウンロード数が減少しています。しかし、ここで興味深いのが『アナログレコード市場』です。世界の音楽主要都市ではパイは小さいものの『アナログレコード』の需要が高まってきています。今回のアメリカにおける統計データを見てもトレンドに則し、前年度比43%増の1億4900億ドルまで市場を伸ばしています。

CDはなくならない

統計データから分かるように、各媒体は顕著に増減を示し「CDはもう終わった」「デジタルダウンロードもなくなる」のように議論が交わされていますが、結局のところネクストイノベーションが起こらない限り今後5年間(感覚的にですが。)はどれも存在し、ユーザーそれぞれの音楽の楽しみ方によって消費されていくものだと個人的に思います。コレクターやファンにとってCDやVinylなどのフィジカル作品は今後も欠かせないものであり、『いつ、どこで、何でも聴ける』音楽ストリーミングサービスがあろうとなかろうと変わりありません。ですから、音楽を作る側、売る側はトレンド(新しい売り方)に惑わされずに『どの層にどの形態で作品を届けるか』の選択肢を上手く組み合わせてマーケティングし、KPIを最大化すべきなのではないでしょうか。

一つ言えるのは、無料だろうと多くの人にあなたの作品を聴いてもらわないことには何も始まりません。

You will find more statistics at Statista